こんにちは、
イイダです。
前回の記事(その515)で、
VEGAS Pro18から、
DVD Architectが無くなったとお話ししました。
さらには、
オーサリングされたDVD・BDから、
編集用にデータをリッピングする機能も、
無くなったというお話しもしました。
VEGAS Pro単体でも、
DVD・BDディスクは作成出来ます。
VEGAS Proを使い始めたタイミングが、
VEGAS Pro18からという方から、
お問い合わせをいただきました。
私はDVD Architectを持っていません。
なぜなら動画編集を始めたとき、
発売されていたのがVEGAS Pro18だったからです。
私が所有している、
VEGAS Pro18若しくはVegas Pro19では、
編集した作品をDVDやBDに焼いて、
お友達に配ることは出来ないのでしょうか?
何かしらのオーサリングソフトを、
改めて購入しなければいけないのでしょうか?
というものです。
ご安心ください。
VP18・VP19単体であっても、
オーサリングされたディスクを
作成することは可能です。
オーサリングされたディスクには、
大別すると2種類あります。
分かりやすく例えると、
TV番組を録画するBDレコーダーで再生が出来て、
パソコンでも再生が出来るディスクのことを、
オーサリングされたディスクと呼んでいましたね。
オーサリングソフトである、
DVD Architectで作成されたディスクは、
オーサリングされたディスクにあたります。
メニュー付きとメニュー無し
ところで、
このオーサリングされたディスクには、
正確に言うと2種類に分けられます。
それは、
メニュー付きディスクと、
メニュー無しディスクです。
そして、
メニュー付きディスクを作成する状況とは、
さらに次のことが考えられます。
①シーン選択メニューを作りたい場合
②複数の作品をまとめたい場合
DVD Architectは、
上記の「いずれの場合にも対応出来ます。
VEGAS Proは
メニュー無しDVD・BDであれば、
オーサリングディスクを作成出来ます。
ところで、
貴方がDVD Architectなり、
なんらかのオーサリングソフトを、
お持ちでない場合であったとしても、
単発の作品且つ、
メニュー無しで良ければ、
VEGAS Proの機能で、
オーサリングディスクを作成可能です。
『ツール』→『ディスクの書き込み』→
→『DVD』または『Blu-ray Disk』
『イメージのレンダリングと書き込み』を、
選択すればOKです。
VEGAS Pro単体で、
オーサリングするときの注意とは?
上記の一連の操作で、
特に注意するところがあります。
それは、
レンダリングされたイメージファイルの、
保存先の問題です。
VEGAS Proの初期値では、
Cドライブ内の『AppData』に保存されるようです。
貴方ならとっくにご存じの通り、
『AppData』フォルダは、
隠し属性になっているので、
通常は見えないフォルダです。
このことを知らずに、
VEGAS Proでのディスク作成を続けていくと、
貴方のCドライブの空き容量が、
少なくなってしまいます。
そこで、
VEGAS Proでディスク作成をするときには、
イメージファイルの保存先を確認し、
貴方が分かる場所に変更してください。
長くなりましたので、
今回はここまでとします。
お疲れ様でした。
山梨のイイダ拝
追伸:
Vegasを使いこなすだけでは無くて、
Windowsを使いこなすには、
AppDataを知っておく必要があります。
VEGAS PRoに関係した、
App Dataについての記事を抜粋しておきました。
お時間のあるときに、
ご参照ください。
VEGAS Proのソースネクスト公式の講師の「山梨の飯田」こと飯田和佳と申します。
約15年に渡ってソニーブランドの頃からVEGAS Proでの動画編集の講師に携わっております。
お気軽にご相談ください。もちろん内容によっては有料ですが。。。
ご興味ある方はパーソナルレッスンもご好評いただいておりますので
お問い合わせ下さい。
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